ひきこ森に迷い込んで
私は人間関係とも社会とも断絶された家庭の中に引きこもっています。
家族はいます。
そのほかの繋がりはありません。
家族を通じて人と繋がることもいたしません。
アニメとデータと料理とお酒と息子・娘、つり、キャンプが好きです。
私は心の中にケモノがおりまして、彼女たちは友達です。
上記の趣味はほぼ彼女たちのものです。
アニメ→うーちゃん(狼)
孤独な一匹狼だけど、孤独は他人を傷つけることと社会の偏見(狼は悪い奴)からの選択。最近インターネットというものを知り、ネットフリックスやアマゾンプライムと
データ→つねさん(狐)
ずる賢いと周囲には思われているが、実際のところは失敗の方が多い。失敗が多過ぎて心配症となり、インターネットというものを知り、調べるが、疑心暗鬼にあり全ての情報が信じられない。そのため、データを自身で解析して見たりしている。
料理、酒→いぬこ(犬)
ただの食いしん坊。人を喜ばせることも大好き!だから自分の大好きなおいしいもので人を喜ばせて、自分もいっぱい食べたい!
というメンバーです。(現時点)
また、内面にも脳内ポイズンベリーや悪女転生のように何人か心に住んでいます。
かすみ:芥野かすみちゃん。自分のことをゴミカスと思っている。自己肯定感の低い内面。自分を守るために、他人の言動が全て自分に対しての攻撃だと受け取ってしまうため、攻撃性も高い。そのため他者との関わりが難しく、引きこ森に迷い込んでいる。
透羽(とーる):心優しい内面。純粋な気持ちで生きている。
という感じです。(現時点)
なので、それぞれの名前をタイトルには入れるようにします。
誰が何を書いたのかわかるほうがいいかなと。
宇多田ヒカル/PINK BLOODで泣く(透羽の記事)
宇多田ヒカルのPINK BLOOD聴きました?
まだの人はamazon musicで聴けると思うのでぜひ。
もともとエヴァの主題歌One Last Kissが好きでかけていたところ、そのままPINK BLOODが流れてきたので何の気なしに聴いていたのですが、そのうちに涙が止まらなくなるほど心に響いたのでその理由について書きたいと思い、衝動的にブログを開設して書いております。
(エヴァもいいですよね、でも、エヴァは心が苦しくなるのであまり記事にはしたくないかもです…)
ついこの前、黒人への差別が問題視されて運動があったりしましたね。SNSなどでもタグをつけて運動に参加している著名人の方も多かったと記憶しています。
さらにコロナ流行で死亡率が黒人の方が高く、アメリカの資本主義を反映した医療制度の中では、雇用の面で不利益を被っている黒人の方々が健康にまで不利益を被っていることが明らかになり、問題視されましたね。
そうしたことから黒人への風当たりは弱くなりました。
しかしながらその反面、黄色人種への風当たりが強くなり新たな差別をうんでいるようですね。
こうした流れを見ていて、色や人種などをはじめとする見た目に起因する差別にモヤモヤとしていたのですが…
そのモヤモヤのアンサーを宇多田さんがくれたんですね。(突然の宇多田さん)
そう、宇多田さんがね。
(そう、appleならね。的に。)
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人種や美醜などの見た目はあくまで表層的なことでしかない
他人に差別されたり、貶められたとしても
キレイの基準や個人の価値は他者との比較や他人のジャッチの中にはない
自分の価値は自分で決める
自分のために生きようよ
あなたは十分キレイ
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的な歌詞なのですが、こうして私が意訳するとなんと陳腐なありふれたものになってしまうのでしょう…
原曲聞くのがいいですね。
宇多田さんの表現力はすごいですね。
タイトルのPINK BLOODは現実世界ではありえない、存在しないものです。
でも、流れているんですよ。
世界中探しても自分にしか存在しないピンクの血が。あなたの中には。
以下はどっかの広告のポスターです。
この広告では表面的なもので差別するなんてくだらない。人種が違っても中身はみんな同じ、人間なのだから…的に思えると思うのですが、そこからさらにそれぞれの人に、その人たった一人だけの価値(PINK BLOOD)があると伝えてくれているのが宇多田さんです。
宇多田さん自身もイギリスで生活しているのでお子様共々差別を受けることもあったのではないか…なんて考えたりもします。
そんな宇多田さん自身の息子さんに向けたメッセージでもあるんじゃないだろうかと思いながらこの曲を聴いていると同じく息子がいる身としてはあまりに愛情に溢れた曲に涙が止まりません。(全て私の妄想なので…実際には見た目や人種を理由に差別やいじめに遭っている事実なんてどこにもないですよ!!!)
でも、この歌が聴く人への愛情に溢れた曲には変わりないのです。
私自身も自分の無価値さ、満たされなさを抱えている一人です。周囲の人や世間のランク付=自分の価値になり変わりやすく、それによって縛られ、悩んでいました。そんな私に宇多田さんがくれたアンサー。
し、しみるーーーー